ヤギツバの日記

大人気ブロガー「ちきりん」さんの二匹目のドジョウをどん欲に狙った、おちゃらけ社会派ブログです。

もうそろそろ昔話は書き換えた方がいいかもしれない。【その1】桃太郎をアップデートする。

先日、家に甥が遊びに来た。

甥が来ていて、昔自分が読んでいた桃太郎絵本を読んであげたが、

どうやら理解していない。

 

そこで、そろそろ昔話もアップデートしないといけない時期なのではないかと感じた。

 

昔話というのは、そもそも、昔からの教訓を伝えるために書かれているだけであり、決して昔っぽい要素が大事なのではないのである。

 

そこで、昔話の教訓をふんだんに含んだ、昔話の現代版。

「現代話(いまばなし)」

を発行すれば、大ヒット間違いなしだと思い、とりあえず有名な桃太郎をアップデートしたいと思う。

 

昔話の教訓を損なわないように、昔話と対比させ、問題点と伝えたいことをスクリーニングしながら小分けにして、慎重にアップデートを進めていこうと思う。

まずは、冒頭部分の桃太郎を見ていこう

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【昔話】

むかしむかし、あるところに、おじいさんとおばあさんが住んでいました。
おじいさんは山へしばかりに、おばあさんは川へせんたくに行きました。

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さっそく問題点多数だ。

まず、「この教訓は現代でも通用する!!」というリアリティを持ってもらいたいのに、いきなり「むかしむかし」では、子供の心を震わせることはできない。

なのでここは、「つい先日の話である。」から入ろう。

 

さらに、「おじいさんとおばあさんが住んでいました。」というのは、どうも違った問題提起を思い浮かばせてしまう。

どちらかというと、「老人の孤独死」とか、そういう寂しい方向を連想させてしまう。

そこで、今回は思い切って、「おじいさんとおばあさん」の部分を「不妊治療で悩む夫婦」に書き換えてしまおう。

確かに「おじいさんとおばあさん」の醸し出すほのぼの感はなくなってしまうかもしれないが、現代社会での問題意識を子供に伝えるには、これでは弱すぎるのだ。

そのため、

「つい先日の話である。あるところに不妊治療で悩む夫婦が住んでいました。」

悪くない。

冒頭としては悪くない。

進めよう。

 

さて、ここで一つ問題が発生する。

「おじいさん、おばあさん」という呼称についてだ。

改変してしまった後で、いくら羨ましがってもどうしようもないが、

「おじいさん」「おばあさん」というのは柔らかい響きだ。

今回の場合、不妊治療で悩む夫婦に改編してしまっている。

 

なんとなく若い夫婦をイメージしていたが、それぞれ個別の呼称が難しい。

 

よくよく考えてみると、「おじいさん、おばあさん」というのは、高齢男性、高齢女性の言い換えである。

別に子供を産んでいなくても「おじいさん、おばあさん」になれるわけである。

 

そう考えた時に、結婚適齢期の男性、結婚適齢期の女性を柔らかい響きで何といえばいいかが問題なのである。

 

そこで、それぞれの年代の呼称を調べてみた。

『年齢層の呼称・事柄からみた「年齢」』の意味と定義(全文) - 辞書辞典無料検索JLogos

 

検索の結果、男性の方は、「壮年の男性」が適切だろう。

女性の方は、「桃夭の女性」にしよう。「桃」も入ってるしちょうどいい。

 

「つい先日の話である。あるところに不妊治療で悩む壮年の男性と、桃夭の女性が住んでいました。」

 

うん。重厚感が出たような気がする。

 

さて、さらに問題なのは、職業である。

現代社会では、おじいさんは、山へ芝刈りなんていかないし、おばあさんも川で洗濯はしない。

ここも子供にリアルを感じてもらうためには、アップデートが必要だろう。

 

現代社会での男女の職業の割合を見てみると、

男性の場合は、工場労働。

女性の場合は、事務。

というのが、一般的なようである。

matome.naver.jp

 

女性は家事だけやっていればいいなんていう甘ーい時代はとうに終わりを迎え、

男女共働き世代が多い。

昔と違い、子供の教育には大卒まで考えれば、非常にコストがかかり、家族の労働者として子供を産むという認識はもはやないだろう。

 

日本で子どもを養うには、川で洗濯なんかしている場合ではないのだ。

よって、現代話では、このように改変しよう。

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【昔話】

つい先日の話である。あるところに不妊治療で悩む壮年の男性と、桃夭の女性が住んでいました。

壮年の男性は、工場労働へ。東洋の女性は事務へと出かけました。
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うん。

とりあえず、こうしておこう。

続きは次回書きます。